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荷車幕新調

2012年3月26日 22:47

本年の唐櫃巡行で使う荷車の幕を製作いたしました。荷車には、巡行路でお世話になる方々に献上する粽や、お供衆の腰掛である相引、炎天下の渇いた喉を潤す水分、雨具などをそれぞれ箱につめこみ巡行列の最後に付き添わせます。その箱を覆う幕をつけることで昔風情を醸し、山鉾巡行に彩りを添えることになります。

幕(本装).bmp

肆・凱の文様、1つずつ全て形を違えつつ、連続性を考慮し調子をあわせたデザインです。この調子(リズム)を整えるには本当に微細な調整が必要で、奇跡といえようその沸点が出せたことに大喜びいたしました。織物商さまと坐屼先生の労を多としたく思います。

大船鉾荷車幕では夏の風情ということで綿の白生地(天竺生成り)を用いました。ここに、部材位置墨書でお世話になりましたゆかりの書家「窓月庵坐屼」先生に四条町に関する文字を書き入れていただきました。先生は快く引き受けて下さいましたが、苦労しましたのは墨の配合です。布地に書くということで滲まないよう、また雨でたれないよう工夫する必要から、濃い濃い墨にある秘密成分を混ぜ入れ、連年使用に耐える墨書ができたと自負しております。

この幕のデザインは四条町内の織物商さまに依頼しました。検討に検討を重ねて考案いただき完成をみたそれは晴れの巡行に誇れる立派なものに仕上がったと確信しております。全体像は是非、本年巡行の際にご覧頂けたらと願っております。

 KC3O0057-1.jpg

白生地に命をふきこむ坐屼先生。坐骨神経痛の持病から号とされたユーモアあふれる先生です。三顧の礼でもって宵山にお招きしておりますので、お飾り席にお立ち寄りいただいた際はぜひお声掛けを(^^;)

 

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