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吉符入り式の再開

2012年5月31日 22:00

平成24年の祇園祭におきまして、四条町では吉符入り式を復原再興いたすこととなりました。

吉符入り式とは、数ある四条町々内神事のなかで祇園祭の始まりをけじめつけ、大神さまと契りを結ぶ重要な儀式です。それだけではなく、真髄本当に大船鉾を受け継ぎ、所有し、世襲する者のみが顔をあわせ、その覚悟を確認しあう厳かな儀式でもあります。言い換えればこの式中、祭壇の間の敷居内にいる十名余りで大船鋒町神事・鋒建て・曳き初め式・宵山・巡行・仕舞いとそれにかかわる一切をやりきる!という覚悟をを誓いあう儀式です。これに参加できる町中は大船鋒の所有者たる矜持を改めて認識することとなります。そんな大事な式で気が散ってはいけません為、勝手ながら非公開とさせていただきます。この後、清祓い式や足洗いなど保存会役員(大船鉾町中)が顔を合わせる行事がいくつかありますが、これらは与力衆も参加することを鑑みますとやや柔らかな印象をうけます。よって毎年7月3日は覚悟の会という心持を大切にして、次の代に四条町の大宝を無事伝えてゆけるよう慮りましょう、と確認しあいました。後はお祭りですから楽しくやれるようつとめます。

以上のことから、この式の冒頭で「例年通り」という文言を必ず発する慣わしがあります。ただ大船鋒の場合は「文政時代やってたことを例年通りに…」というべきかもしれませんねw 実はどんどん焼け(元治元年 ))9))))999))))))))))))))))(   で)木組みを消散失した年、当大船鋒は恥ずかしながら不出でした。ですので文久3年以来の吉符入り式かと思います。148年ぶりにこんな重たい儀式を再開します心持になりますと、不意に冷や汗が止まらなくなる今日この頃です。

 

 

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